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#norelated
*Bluetooth経由で携帯電話等をモデムにする [#u9745eed]
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#contents
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* Linux(debian/ubuntu)汎用 [#mbbf06a4]
**必要なツール [#yf425e42]
$ sudo apt-get install bluez bluez-utils
でなければインストール.
**ペアリング&接続の確認 [#r18c9969]
端末からモデムとして使いたい通信機器を待ち受け状態にしてから以下を実行
思いっきり書きかけ中!!!
$ hcitool scan
Scanning ...
00:xx:xx:xx:xx:xx WX310K
といった感じにハードウェアのID(ethでいうMACアドレスみたいなもの)が取得できるのでメモしておく。
通信できるようにペアリングを行う。~
GNOME等に標準のBluetoothマネージャ等であらかじめペアリングしておいても良い。
sudo hcitool cc 00:xx:xx:xx:xx:xx
sudo hcitool auth 00:xx:xx:xx:xx:xx
//ttyACM0となっているのが、モデムとして利用できるポートとなります。
//複数ある場合はttyACM1等と順に数が増えます。
**PPP設定前準備 [#waebaaa5]
pppのlcp-echoを返さない端末を使う場合に備えてあらかじめ設定をします
sudo vi /etc/ppp/options
として lcp-echo-interval を探します。見つかったら
lcp-echo-interval 0
として 0 を設定します。これでlcp-echoを返さない端末でもpppが切れることがありません。
**ダイアルアップ設定 [#uf760e89]
//ダイアルアップの設定には pppconfig 等を使う場合や、GNOME等に統合されているような(gnomePPP等)
//クライアントが有るのでそれらを使います。
//モデムデバイスの指定を最初の接続確認をした ttyACM0 のように設定を行い、
//後はプロバイダのアカウントやアクセスポイントの番号を入れるだけです。
次に、モデムとして使うチャンネル番号がわからないので調べる。~
PINコードを聞かれたらペアリングの時に使ったキーを入れる。
$ sdptool search DUN
Inquiring ...
Searching for DUN on 00:xx:xx:xx:xx:xx ...
Service Name: DUN
Service RecHandle: 0x10000
Service Class ID List:
"Dialup Networking" (0x1103)
"Generic Networking" (0x1201)
Protocol Descriptor List:
"L2CAP" (0x0100)
"RFCOMM" (0x0003)
Channel: 1
Language Base Attr List:
code_ISO639: 0x656e
encoding: 0x6a
base_offset: 0x100
Profile Descriptor List:
"Dialup Networking" (0x1103)
Version: 0x0100
と出てくるので、Channel: 1が通信チャンネルとなるのでメモしておく。
**PPPクライアント [#j53d6959]
代表的なpppクライアントは
GNOME PPP(GUI低機能)
KPPP(GUI高機能)
pppconfig(ターミナルコンソール用)
等があげられます。
[[GNOME PPPインストール>apt:gnome-ppp]]~
[[KPPPインストール>apt:kppp]]~
[[pppconfigインストール>apt:pppconfig]]
**Bluetoothの機器設定(Linux側) [#mc65883c]
上で調べたハードウェアIDとチャンネルを以下のファイルに書く。
sudo vi /etc/bluetooth/rfcomm.conf
に調べた機器を次のように足していく
rfcomm0 {
#自動で使えるようにするかどうか
bind yes;
# Bluetooth の相手のハードウェアアドレス
device XX:XX:XX:XX:XX:XX;
# 相手のRFCOMM チャンネル番号(通信機器によって違う)
channel 1;
# コメント文
comment "WX310K Bluetooth PPP Connection";
}
ほかにも機器が有る場合は rfcomm1 rfcomm2と増やしていく。
指定したfrcommがそのままモデムのデバイスとして扱う様になります。
rfcomm0となっているのが、モデムとして利用できるポート /dev/rfcomm0 となります。
***GNOME PPP [#f1aaaf62]
//例えばWILLCOM端末のprin(2X)の設定はこんな感じで、
//#ref(gnomeppp1.png)
//#ref(gnomeppp3.png)
//接続ができると以下のダイアログに切り替わり
//#ref(gnomeppp2.png)
//Detailsをクリックすると詳細が出てくる
//#ref(gnomeppp4.png)
ここまでできたら、Bluetoothデーモンをリスタートします(/dev/rfcomm0とかができないため)。
sudo /etc/init.d/bluetooth restart
***KPPP [#da62003d]
***pppconfig [#c3226afe]
**ダイアルアップ設定 [#uf760e89]
ダイアルアップ自体の設定は[[USB接続で携帯電話PHSをモデムとして利用する]]
に書いてあるダイアルアップと同等で、モデムデバイスの指定のみ気をつければ大丈夫です。
**PPPクライアント [#j53d6959]
[[USB接続で携帯電話PHSをモデムとして利用する>USB接続で携帯電話PHSをモデムとして利用する#b1cdd4fc]]のクライアントを参考
***参考ページ [#j2a38288]
[[bluezオフィシャル http://wiki.bluez.org>http://wiki.bluez.org/]]